ニゴイが外道扱いされる理由を考察

日本固有種のフィッシュイーター、ニゴイ(似鯉)。ルアーマンなら1度は釣った事があるであろう外道の代表格。これまで何度か釣った事はあるけど、やはりヨッシャ!とはならない。

しかし、フライフィッシングにおいては、手軽に楽しめる大型ターゲットとして、一部のマニアから人気なのだそう。確かに(全くの別種ではあるが)ボーンフィッシュにも似ているので、雰囲気だけでも楽しめそうではある。

www.youtube.com

日本固有種のフィッシュイーター&ルアーに反応&手応えのあるファイト…と、シーバス並みの魅力を備えているのにも関わらず、何故こうも不人気な魚なのだろうか。

原因はおそらく「ニゴイ」と言うネーミングにある様に思う。ルアーフィッシングにおける装い(リールやアパレル等)には、アングラーのファッションセンスが宿っていて、お気に入りの装いで、お気に入りの魚を釣り上げる事が魅力であるように思える。相手が○○シーバスや、△△トラウト等、オサレなネーミング魚なら尚更熱くなる。しかし「ニゴイ」からは、どうしても「漁」の香りが漂ってくるのだ。これがゲームフィッシュとしての見方へ繋がらず、外道扱いされる原因ではないのかと勝手に分析している。フライフィッシングにおいては、たまたまボーンフィッシュに救われているのだろうけど。

ニゴイを将来のゲームフィッシュの地位に押し上げ、強いては新たなフィッシングフィールド開拓に寄与せんと考えるならば、ニゴイのネーミングリノベーションは必須。ニゴイをターゲットとし、釣り上げた瞬間「ヨッシャ!」となるには、ゴイニーなんてネーミングはどうだろか。なんてな。